赤穂市と言えば、その場所はご存知なくても赤穂義士で知らない方はおられないと言っても良いでしょうね。赤穂市は兵庫県の西南端、岡山県との県境にあり、南は播磨灘に面し、海岸線は瀬戸内海国立公園の一部となっている風光明媚な土地です。
本記事では、赤穂の魅力をお伝えし、ぜひ赤穂市に立ち寄られる事をお勧めしたいと思います。まず赤穂市の代名詞である観光スポットとしては、赤穂藩・赤穂義士関連のスポットは外せません。
赤穂市街地では、やはり赤穂城跡は市に象徴で、訪れて欲しいスポットです。城跡は国の史跡に指定されており、公園として整備が進んでおり、本丸、二之丸庭園をゆっくりと散策すると楽しいでしょう。
また赤穂四十七義士と烈士萱野三平を主祭神として赤穂城三の丸の大石内蔵助、藤井叉左衛門両家の老屋敷跡に建てられた赤穂大石神社、四十七義士の墓のある花岳寺、大石良雄宅跡長屋門、義士宅跡等に赤穂藩と義士を偲べる観光スポットも合わせて散策されると良いでしょう。
やはり赤穂義士の話かと思われる方も居られたでしょうが、赤穂にはそれ以外にもお勧めのスポットが沢山あり、次にそのスポットを紹介します。
私のお勧めは赤穂御崎エリアです。赤穂の観光スポットの中で、最も熱いエリアと言えるかも知れません。御崎エリアには赤穂御崎温泉街があり、ここに宿を取り、旅の疲れを温泉旅館で癒されるのがお勧めです。
特に伊和都比売神社のお隣にある老舗の温泉宿の銀波荘の露天風呂は、ぜひ入って欲しい温泉です。湯舟から眺める瀬戸内海のパノラマは最高です。海と空と露天風呂が一体化して溶けむ感じは最高です。日帰り入浴も可能なので、泊まられなくても立ち寄って欲しい所ですね。
この御崎エリアのきらきら坂沿いには個性的なお店が多数あり、散策するにも非常に楽しいエリアです。赤穂緞通のギャラリー兼雑貨店、ガラス細工の体験ができるガラス作家さんの工房兼ショップ、また全国的に有名なイタリアンのお店もあります。
さらに毎月第2日曜には、新鮮野菜・地元発の名産品・手作り雑貨等のショップがきらきら坂に並び出店する「御崎マルシェ」が開催され、人気を集めています。
赤穂市は、赤穂藩・赤穂義士の観光スポットはもとより、それ以外も多くの見所があり、新たな発信もされているエリアで、若い方も是非訪れて欲しい町です。